駐在妻の365daysブログ

🍏この記事の中身🍏 日々感じたこと・考えたこと・体験したことetc…ありのままの365日を書いていきます✍

親切とは? 後編

こんにちは('ω')ノ
冬がきた!!と意気込みダウンを購入したのですが、最近は秋が戻ってきたようです。
今朝の散歩風景🍁🍁@近所の団地



さて、先日韓国語学校でのことを書きましたが、今日はその続きを書きます。
ちょっと長くなります^^;


~事の始まり~


Aちゃん「音楽学校で着る衣装を探しているのだけれど、どこにもない。どこに売っているのか??」と途方に暮れた様子で尋ねられました。
Halloweenコスチューム と言っていたので、鉄板である「ダイソー」を紹介しました。しかし、お目当てのものはなく、ストッキングだけ購入し、また振り出しに戻ってしまいました。(当たり前)


Aちゃんが探していたのは、日本のアニメ?のコスプレのようで、赤のタートルネックと黒いミニスカートでした。
これなら江南駅の地下商店街に売っているのでは?と思って、とても近かったのでそちらで探すことを提案しました。


ただ、Aちゃんが欲しがっていたのが、赤のタートルネックかつ丈短めのものでした。


江南駅の商店街は、これお腹冷やすやろ!という服もたくさん売っていたので探せばあるだろう?!と思っていたのですが…
結論から申しますと、どれも惜しい!という品物ばかりで、そこにお目当てのものはありませんでした。


まずい…もう私が知っている情報がない!ここになければあとはどこにあるか…?!と必死で携帯で探すも見つけられず、お手上げでした。


歩けど歩けど見つからず…さよならもしづらく、結局3時間程一緒に探し回りました。


次の予定の時間も近づいてきたのと、Aちゃんにも気を遣わせてしまっているのでは…?という思いが膨らんでいきました。


ここは「予定があるから…」と帰ったほうが相手のため?
でも、途方に暮れているAちゃんをこのまま見捨てるような感じがして嫌だな…でも…
また悶々と考えてしまいました😂😂


結局、Aちゃんにトッポギをご馳走になってしまったのと、赤いセーターは諦め違う服を買ってさよならしました。


帰りの電車にて
う~ん。やはり相手に気を遣わせてしまったなぁ。
でもAちゃんをあのまま置いていくのも気が引けるし、どうしたら良かったのだろう?と考えていた時に、さっき入ったお店の店員さんの接客が思い浮かびました。


店員「何を探しているのか?コートか?セーターか?」➡私「セーター」
店員「それならこれとこれと…こういうのがあるよ。」➡私「赤は?」
店員「それはうちにはないね。じゃ


…みたいな感じで、とってもシンプルかつ分かりやすい接客でした。


その時は、めっちゃシンプルやな~と思いましたが、
自分にできることはここまで、としっかり線引きし、はっきりと相手に示している点はとても参考になる!と思いました。



ああ
私もこういうことを伝えればよかったんだ。


●Aちゃんが困っている事柄に対して、ダイソーとこの商店街を紹介することが、残念ながら今の私にとっての最大限であること。
●そして、数時間後に用事があるから、それまで一緒に探したいということ。
●しかも、商店街に足を踏み入れる前に伝えるのが一番よさそう。探し始めると言うタイミングを逃していく…




…あ~、そういえば
以前福祉系の仕事をしていた時に、クライエントの望みや要求に答えられないときはどうしたらよいか上司に質問してみたことがあったけれど、まさに同じことを教えてもらっていた気がする。
相手の状況や心も受け止めたうえで、残念だけれど私たちにできることを見極め、できること・できないことを明確にして伝えること。それを理解してもらったうえで私たちができることは最大限やること。…的な回答だったと思う。記憶が…



自分の限界はわかっていたけれど
なかなか思うものが見つからないAちゃんの落胆する様子をみて勝手に放っておけないと思い、ただただ一緒に探すということしかできなかった。


思い返してみると、
自分のできるできないを明確にできなくて・または単に言いづらくて言えなかったことや、最初に自分の中で決めていた予定も、情に流されて予簡単に予定変更しちゃったりする。


そうした時は、決して良い流れは生まれない。
むしろ焦って早くその場を離れる方向にもっていこうとする。…なんか失礼やな?真心で接することはできていないように思える。


こういうのも、言語の習得と同じで身に着けていくものなんだろうな~と思う。
私が言われた側だったら、別にショックを受けるわけではないし、むしろそのほうが相手の状況もわかってこちらとしてもありがたい!と思うのだけれど…一言が出てこないのだ。
それを相手を不快にさせずにサラッと言える人に出会うと素敵だな~!って思う。



と、
そんなことを考えながら、ふと読みかけの本を開いたらこんなことが書いてあった。


*****
「もしあなたに、他社を優先する「お人よし」の傾向があるのなら、境界線を明確にする行為によって、自分のニーズを守り、優先させる第一歩を踏み出しましょう。自分のニーズを満たせない人は、本当の意味で他人のニーズに応えることもできません。」(『ウォーキング・セラピー』 ジョナサン・ホーバン著より)
*****


私の場合は、他人を優先させるお人よしではなく、ただの優柔不断のようなものだけれど汗
自分のニーズを満たせない人は、本当の意味で他人のニーズに応えることはできないという言葉がストライク。


境界線を引くこと。それは相手との壁ではなくて、お互いにとって良いことなのだと思いつつも、どこかでそれが壁のように思えている。
これや、これ!これが、私が今年新しくすべきことの一つなんだと思う!多分。


気づかせてくれたAちゃん!
気を遣わせてしまって申し訳なかったけれど、大切なことに気づかせてくれてありがとう!そしてトッポギも奢ってくれてありがとう°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°



ちなみに…
Aちゃんは、明日祖国インドへ帰られます。とっっても短い期間でしたし、言葉もあまりうまく通じませんでしたが、このことがきっかけでそれ以降友達みたいな感じになれました。(私だけか?笑)
また12月に戻ってくる(かも)と話していましたが、しばらくお別れです。また会えるといいな~🥰🥰🥰


以上です。長くなってしまいました💦
しょーもない話を読んでくださってありがとうございました(#^^#)